Aroma(精油)とは草花や木など植物から抽出したものの事をいいます。
そして、アロマテラピーは植物の香りを使った心身を癒し健康維持に役立てる療法のことになります。
冬至のゆず湯や五月の菖蒲湯も日本のアロマテラピーです。
アロマテラピーとは植物から抽出した芳香物質であるAroma(精油)をアーモンドオイルなどで希釈して塗布マッサージのイメージが強いと思いますが、一番は香りを嗅ぐことでの心身のバランスを整えていくことだと思います。
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香りを嗅ぐ
香りの刺激が伝えられる脳の部位と快・不快を感じる部位は大変近く香りによって人の気分(情動)が左右されることがわかっています。
雨上がりの道路に出た瞬間に、
幼い頃のワクワクしながら黄色い傘を持って長靴で飛び出した・・・みたいな記憶が一瞬にして蘇った・・・そんな感じです。
Aromaには一瞬にして記憶と感情を蘇らせる・・・そんな力があります。
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Aromaのリスク
Aroma(精油)は植物から抽出した天然の物質だからとって100パーセント安全なものではありません。
植物に含まれている時よりも成分は70~100倍に濃縮され、その作用はとてもパワフルです。
体調や体質、使い方によっては皮膚炎やかゆみ、刺激を生じます。
なので、
精油を原液で塗布しない。
飲用しない。
赤ちゃんには基本的に使用しない。
など基本的なルールを守って使用してほしいと思います。