「美しい肌」と「美しい皮膚」
何が違うんかなぁ?
皮膚構造から考えてみたら何か分かるかもしれないと思って図を描いてみました。
皮膚は大く分けて三層。
外側から
①表皮細胞層
②真皮細胞層
③皮下組織の脂肪層
①表皮細胞層
表皮の最も重要な生命的働きは外からの様々な刺激、乾燥、紫外線、その他物理的、科学的刺激に対しての防御壁になる角質細胞層を作ること。表皮は基底層で細胞分裂した後特徴ある細胞に変化しながら表層へと移動して最終的に角質細胞になります。(角化作用)
角質細胞は次々に作られ続けますが最外層の古い角質細胞が剥がれ落ちるので一定の厚さの層を保っています。(ターンオーバー)
そのサイクル期間は約4週間と言われています。
②真皮細胞層
皮膚の実質的な本体が真皮層。
しかし、まだ研究が近年に始まったばかりで完全には解明されていたいようです。
真皮は別名「繊維層」とも呼ばれるように、皮膚の柔らかさ、硬さに関連する組織でコラーゲンから形成されている膠原繊維、エラスチンから形成されている弾力繊維及びヒアルロン酸などのムコ多糖類、水分などによって構成。
真皮は水分をたっぷり含んだスポンジみたいなもので、その弾力が外部からの衝撃から、内部の生命活動を守る役割をしています。
③皮下組織の脂肪層
真皮の下にある皮下組織は結合組織や皮下血管とそれらの空間を満たす脂肪細胞から成り立っています。真皮層との境ははっきりしていない。
その下に筋肉や骨があります。
皮下脂肪は一般に男性より女性が発達しており、部位によっても脂肪の厚さは異なっています。
皮下組織には太い動脈や静脈が通っていて、これらの血管から真皮の網状層、そして乳頭層に垂直に立ち上がって毛細血管に繋がっています。
皮下組織の大部分を占める脂肪層は熱の透過を防ぐ断熱効果があり、体温の低下を防ぐ保温の役目をしています。また、外からの打撲に対するクッションになって下にある筋肉を保護したり、外傷を防いだりしています。
脂肪細胞は、血液成分から細胞内に脂肪を合成してためて大くなったり、必要な時にエネルギー源として脂肪を放出します。エネルギー源やエネルギー貯蔵庫とも言えます。
あと、汗腺、毛根、皮脂腺、神経、暑い、冷たいの感覚や触れた感覚を察知する小体などもあります。
そもそも、皮膚ってなんでしょかね~?
「皮膚は体を包んでいる大きな袋」
大きな袋で包んで生命活動を外部環境から守り生命活動に適した状態にたもつバリア?
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そして、人を含む生物の体を作っている一番小さい物「細胞」
皮膚も、筋肉も、骨も、心臓も、脳も、これら全てこの「細胞」がたくさん集まってできています。
細胞はとても小さいので、自分の体を見ても直接見ることはできません。
しかし、人の体は大人で約60兆個もの細胞が集まってできたものです。
人が活動するためのエネルギーは一つ一つの細胞が作り出しています。
細胞内にあるミトコンドリアが
「食べ物から取り入れた栄養素・吸い込んだ空気から取り入れた酸素・水」
を取り込み、
「二酸化炭素・※アデノシンミリン酸(ATP)・水」
を排出します。
※アデノシンミリン酸(ATP)エネルギーを要する生物体の反応素過程には必ず使用されている物質
多細胞生物の細胞と細胞の間には細胞間液が満たされている。
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細胞間液って?
リンパ液のこと?
ここまで調べるのに、、、うちにある本だけでは足らなくて図書館まで足を運んだのに、、、。
調べれば、調べるほど謎が深まっちゃうのはなぜかしら????
毛細血管だって気になるのに。。
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美しい肌、、、
私の憶測では、、、
①角質層のターンオーバーがスムーズで変色(しみ)やヨレ(しわ)が起こっていない。
②細胞や細胞間液が十分にありみずみずしい(透明感)
③血流が滞りなく流れている(肌色)
の三点が美容の観点では言われているのかなぁ?と思ってその根拠をあたくしのふにゃらけた脳みそをなんとか使って科学的見地で文章化して見たいと、、、、
ここまで調べて、図を描いたら、力尽きてしまいました。。。
近代医学や人体構造学って明治時代頃から始まり、、、戦前、戦後を経て、21世紀は脳神経の時代と言われているそうな。。。
でも、知り得たことを「わかった!」っと言っているだけで、まだまだ人体も謎がいっぱいあるんじゃないのかなぁ~~~?
気になってるんですけど、、、今日も時間を見つけて図書館も行って見たんですけど、、解らぬのです(笑)
私、だいぶしぶといので引き続きリサーチを続けたいと思っております。。。
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ちなみに、
人間で「一番大きい細胞」と「一番小さい細胞」はなんだと思いますか?