人体の中で一番多い細胞ってなんでしょか?
それは「赤血球」
人体の細胞全体が約60兆個のうちの三分の一の20兆個が赤血球です。
すると残りの40兆個の細胞にエネルギーを与えるために20兆個の赤血球が体中を駆け巡っているのです。
その多さを考えると、もちろん白血球やマクロファージなど違った成分も血液中にはありますが、血液の成分のほどんどが赤血球となるのです。
血液は、身体の外にでると液体のように振る舞いますが、体内では固体の塊がたくさん流れているといったイメージになります。
とってもびっくりしませんか?
そして、
大きな血管を通っているときはジェット機並みのスピードで駆け巡る赤血球は毛細血管に入ると郵便局の配達の人が手渡しをしていくくらいゆっくりになります。
赤血球は毛細血管より大きいので数珠繋ぎになり運ばれ押し出されて運搬されているのです。
赤血球が運べる酸素の分子は四個ほどだそうです。
たった4個の酸素を赤血球が運ぶ。。。なぜ?
酸素を取り入れるヘモグロビンはそのまま体に存在してしまうと凝固するそうです。
なので凝固を防ぐために赤血球という入れ物に小分けに入れて運搬するとか。
三分の一まで酸素を運ぶ容器である赤血球。
どれだけ生命を維持するのに酸素が重要ってなのか?
酸素が巡る体。
食事、睡眠、運動、マッサージ。
大事だと思うんですよね~~。
赤血球も毛細血管もヘモグロビンも言葉としては知っているのにその働きとなると私の知識の底はとても浅いな・・・と痛感させられます。