化粧水の作り方はとても簡単です。
「精製水+少量のグリセリン」
以上。
私が自分用に作っている化粧水の濃度は
精製水100cに対して3〜7cc程度
です。
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市販の化粧水の成分表を見てもらうとわかると思います。
水、ビタミンC、保存料、グリセリン・・・などと記載されていると思います。
法律で量の多い順に記載されています。
化粧水に期待することは水分が角質層にとどまり潤いを持たしてくれることなのだと思います。
化粧水の主成分は水。
そして、水分が角質層にとどまってもらえるように、グリセリンを少量加えます。
グリセリンは周りの水分を集めようとする性質を持ちます。
なので、濃い状態ですと引き寄せる力が強すぎて、細胞間液(体の水分)を外部に引き出してしまう恐れがあります。
なのでグリセリンは少量です。
私が意識していることは、グリセリン濃度を濃くしないこと。
化粧水の量をたっぷりと使用してみる。
自分の肌の新陳代謝や蘇生能力を感じてみる。
洗顔、シャンプー、ボディソープなどの使用しすぎによる皮脂の取りすぎに注意すること。
清潔な容器にグリセリン少量
量は市販のグリセリンによりだいぶ差が出そうです。ご自分のお好みで!
ただし、多分、
思っているより(だいぶ)少なめがお勧めです。
皮膚細胞間に軽く水分がとどまるくらい。
蒸散したら、また化粧水たっぷりつけたらいいやって感じ。
そのうち自分の皮脂が出てきて混ざって潤って(^^)って思いながら(笑)
コンタクトレンズを洗う精製水を混ぜたら終わりです。
値段でいうならば・・・
ドラッグストアで
グリセリン100mlが853円
精製水が500mlで100円
グリセリンの使用量はごくわずかですので
100mlの化粧水を作るのにおそらく・・・
水20円+グリセリン(2ml)17円=37円
37円+容器代です。
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化粧水に期待する効果はなんですか?
肌に潤いを与えたい・・・というのが最大の目的だと思うのですが・・・。
スキンケアに期待することはなんですか?
健やかな肌。美しい肌・・・ということでいいでしょうか?
美しい肌とは?
キメ?透明感?美白?シワたるみのないこと?
水とグリセリンのみの化粧水で期待できるのは、
「キメ、透明感、しわたるみケア」
美白成分は別の添加物が必要ですね。
ただ・・・・・・肌の弱い筆者としましては、これで十分です。というか、サイコーです。
皮膚には自然治癒力や防衛能力が備わっています。
足らない部分だけ少し補うくらいがとても心地よいです。
肌にも、お財布にも、スキンケアに取られる時間的にも。
ちなみに私の使用しているグリセリンはボルドウィンなのですがとろみがだいぶ違いました。
グリセリンとはオイルから界面活性剤を作るときの副産物とも言えます。
作られるときの状態によってこれだけ違いがあるのですね。
化粧水の単価がこれだけ下がればたっぷり使えます。
私はスプレーで作っておいて全身に使用しています。
ただし、防腐剤が入っていないので、一週間以内には絶対に使い切りをお勧めします。